猫がキャリーを嫌がると、通院や移動のたびに戦いになりますよね。
追いかける→逃げる→捕まえる→嫌われる…みたいな流れになりやすいし、猫側も「キャリー=怖い」で固定されていきます。
でもこれ、猫の性格というより「キャリーの印象が悪い」だけのことが多いです。
なので解決は、無理やり入れるよりキャリーを“安全な場所”に戻すのが最短です。
まず結論(キャリーは「道具」じゃなく「寝床」に寄せる)
| 原因 | 猫の気持ち | 対策の方向 |
|---|---|---|
| キャリーが「通院専用」 | 出てくる=嫌なことが起きる | 普段から出して「日常」にする |
| 匂い・素材が落ち着かない | 知らない匂いで警戒 | 毛布・タオルで匂いを移す |
| 入れ方が怖い(追いかけ・押し込み) | 捕まる=危険 | 追いかけない・段階を踏む |
| 中が狭すぎ/不安定 | 落ち着けない・揺れる | サイズと安定感を見直す |
ポイント
嫌がる子ほど「一回で終わらせたい」と思うんですが、そこを押すほど次が地獄になります。慣らしは小さく積んだ方が結局早いです。
キャリーを「しまう物」にしていると、出てきた瞬間に猫が察します。
まずは置き方から変えるのが一番効きます。
置き方のコツ
キャリー慣れは、猫が「自分で入った」が作れると勝ちます。
| ステップ | やること | 次に進む目安 |
|---|---|---|
| Step1:近づくだけ | キャリーの近くでおやつ/ごはん | 逃げずに近くで食べられる |
| Step2:中に入る | 入口付近→中へ、少しずつご褒美を置く | 自分から入って出られる |
| Step3:扉に慣れる | 扉を触るだけ→少し動かす(閉めない) | 扉の動きで固まらない |
| Step4:短時間だけ閉める | 1秒→3秒→5秒…と短く | 閉めてもパニックにならない |
コツ
成功の条件は「猫が逃げない」ではなく、嫌がる前に終わるです。短く切り上げるほど次が楽になります。
扉は平気でも「持ち上げた瞬間に暴れる」子がいます。揺れと音が怖いことが多いです。
慣らし方
避けたいこと
通院当日は「慣らし」ではなく安全優先でOKです。コツは猫が逃げ回れない状況を作ること。
当日の現実的なコツ
ポイント
当日は“勝ち負け”じゃなく、猫と人がケガしないことが最優先です。終わったら、キャリーの印象を戻すために「出しっぱなし+ご褒美」を再開すると次が楽になります。
目安
嫌がりが強い子ほど、1回で進めず「同じ段階を数日続ける」方が結果的に早いです。
いきなり近づけず、まずは部屋の端に置いて「存在に慣れる」からで大丈夫です。近くでおやつ、を短く積むと戻りやすいです。
扉に慣れる段階が足りないことが多いです。扉を触る→少し動かす→1秒閉める、を短く積む方が安定します。
キャリーが1つだと「嫌な記憶」が共有されやすいです。可能なら猫ごとに安心できるキャリーを用意して、普段から寝床化すると落ち着きやすいです。