飛びつきが多い犬|ルールを崩さない対応と落ち着かせる順番

犬の飛びつきは「興奮」「成功体験」「帰宅や来客の盛り上がり」で増えます。叱らずに回数を減らす対応、家族で揃えるルール、最短で整える順番をまとめます。

飛びつきが多い:ルールを崩さない対応

犬の飛びつきは、嬉しさの表現でもあります。

でも勢いが強いと、服が汚れたり、子どもや高齢の人が怖がったりして困りますよね。

ここは「叱って止める」より、飛びつきが成功しない型を作る方が早いです。

最初に:安全を優先したいサイン

飛びつきが強い子は、興奮が上がるほど止まりません。次がある時は、練習より先に安全を優先してください。

安全を優先したい目安

  • 人が転びそうになる、子どもが怖がる
  • 噛むつもりはなくても、興奮して口が出やすい
  • 玄関や階段など、危ない場所で飛びつく

安全が確保できるだけで、犬の興奮も下がりやすくなります。

結論:飛びつきは「成功させない→落ち着いた時に得→家族で統一」で減る

迷ったらこの順番

  1. 飛びつきが成功しない状態を作る
  2. 落ち着いた時だけ声かけする
  3. 家族と来客でルールを揃える
  4. 興奮が上がる場面を先回りする(帰宅・来客)

飛びつきは「止める」より、「やっても得しない」を積む方が早いです。

1)まず“成功”を止める:飛びついたら得、があると増える

飛びつきが増える一番の理由は、犬の中で「飛びつくと良いことが起きる」が積み上がることです。

良いことは、構ってもらえる、声をかけてもらえる、触ってもらえる…など。

成功させない基本

  • 飛びついている間は、触らない(押し返すのも遊びになることがある)
  • 声をかけず、落ち着くまで反応を薄くする
  • できるなら、飛びつけない位置に体を寄せて、状況を整える

飛びつきで「得」を渡さないほど、回数は減りやすいです。

2)落ち着いた瞬間にだけ“得”を渡す

犬は「何をすれば正解か」が分かると落ち着きます。

だから、落ち着いた時にだけ声をかけます。

シンプルな正解

  • 四つ足が床にある
  • 少しでも落ち着いた
  • 呼吸が戻った

この瞬間にだけ「よし」「いい子」と声をかけると、「落ち着く=得」が育ちます。

3)家族でルールを揃える:1人だけ許すと戻る

飛びつきは、家の中でルールが揺れるほど戻りやすいです。

揃えるポイント

  • 飛びつき中は反応を薄くする(触らない、声をかけない)
  • 落ち着いたら声をかける
  • 玄関など危ない場所では、先に環境で防ぐ

家族で同じ対応ができるほど、犬は迷わず落ち着けます。

4)帰宅・来客は“先回り”が効く

飛びつきが一番出やすいのは、帰宅と来客です。

ここは盛り上がりを作らないのが近道です。

先回りの考え方

  • 帰宅直後は静かに(最初の数分)
  • 落ち着いたら声をかける
  • 来客時は犬の落ち着ける場所を用意して、興奮時間を短くする

帰宅がイベント化するほど、飛びつきは強くなります。

やらない方がいいこと(増えやすい)

  • 飛びついた瞬間に触る(押し返しも遊びになることがある)
  • 大声で叱る(興奮が上がる子がいる)
  • 対応が毎回変わる(犬が試し続ける)

飛びつきは「叱って止める」より、「得が出ない型」を作る方が安定します。

最短で変化を見る「3日運用」

いま飛びつきが強いなら、3日だけでもルールを固定すると変化が見えやすいです。

3日運用(最短)

  1. 飛びつき中は反応を薄くする(触らない、声をかけない)
  2. 落ち着いた瞬間にだけ声をかける
  3. 帰宅・来客は静かに始めて、盛り上がりを作らない

落ちる方向が見えたら、そのまま同じ型を続けると定着しやすいです。