犬が痩せてきた|まず見直す順番と受診の目安

犬が痩せてきた時は「急な変化の有無」→「食べている量」→「吸収のサイン(便)」→「生活ストレス」の順で確認すると迷いません。家庭でできる整え方をまとめます。

犬が痩せてきた:まず見直す順番

犬が痩せてきた気がすると、心配がじわっと来ます。

太った時と違って「食べさせればいい?」と単純じゃないからです。

この記事は、原因当てではなく見直す順番を固定して迷いを減らします。

最初に:急に痩せた時は相談の優先度が上がる

ゆっくり痩せるのは生活要因もありますが、急な変化は別の可能性が混ざります。

早めに相談の目安

  • 短期間で急に痩せた
  • 食欲が落ちる、食べない日が増える
  • 嘔吐や下痢がある
  • 水をよく飲む、尿が増えるなど変化がある
  • 元気が落ちる、動きたがらない
  • 子犬・高齢犬、持病がある

当てはまらないなら、ここからは「食べる条件」と「吸収のサイン」を順番に見ます。

結論:痩せる時は「食べてる量→吸収→生活」の順で確認

迷ったらこの順番

  1. 体型を触って確認(肋骨・くびれ)
  2. 食べている量と回数を整える
  3. 便のサインで「吸収」を見る
  4. 生活ストレス(環境変化・興奮)を減らす

「量を増やす」は、いきなりやるより整える順番が大事です。

1)体型:数字より「触って確認」

体重は日によってブレます。まずは触って判断します。

触ってチェック

  • 肋骨:軽く触っただけでゴツゴツ分かりすぎる
  • 腰骨:角が目立つように感じる
  • 筋肉:背中や後ろ脚が細くなった

「肋骨が目立ちすぎる」なら、次の食事設計へ進みます。

2)食事:増やすより先に「回数」を整える

痩せている子に、一気に量を増やすとお腹を壊しやすいです。

まずは回数を増やして負担を分散します。

整え方

  • 1回量は急に増やさない
  • 回数を分ける(1日2回→3回など)
  • 食事の時間をだいたい揃える

「食べる総量を少しずつ上げる」のは、回数が安定してからでOKです。

3)吸収:便で見る(ここが見落としやすい)

食べているのに痩せるなら、「吸収」がうまくいっていない可能性があります。

家庭での判断は、便を見れば十分ヒントになります。

吸収が崩れているかも?のサイン

  • 軟便や下痢が続く
  • 便の回数が多い
  • 便の量が多い(食べた以上に出ている感じ)

この場合は「量を増やす」より、まずお腹が落ち着く設計が優先です。

4)生活:ストレスで痩せることもある

犬は環境変化や興奮が続くと、食べても身につかないことがあります。

  • 来客や騒がしい環境で落ち着けない
  • 散歩や遊びの興奮が強すぎる
  • 寝る場所が安定していない

食事を増やす前に「落ち着ける生活」を整えると、戻りやすいです。

様子見の区切り(迷いを止める)

区切りの目安

  • 数日:回数を増やして食べられるか、便が崩れないか
  • 1〜2週間:体型が戻る方向か(肋骨の出方が落ち着くか)
  • 悪化:食欲低下・嘔吐下痢・元気低下が出たら相談へ

痩せる時は「量を増やす」だけで押すより、食べる条件と便をセットで見た方が安全です。