「トイレは使ってるのに、外に落ちてる」
これ、猫のトイレ問題の中でもかなり多いパターンです。
粗相と違って「トイレを避けている」わけではなく、たいていトイレの形・砂・姿勢・汚れみたいな“噛み合ってない部分”が原因です。
ここでは、原因を切り分けて、外にしない形に戻す手順をまとめます。
まず結論(外に出る原因はだいたいこれ)
対策が変わるので、ここだけ先に確認します。
| 状況 | 見え方 | 対策の方向 |
|---|---|---|
| トイレの中にもあるが、外にもある | はみ出し・姿勢・散り | トイレ形状・砂量・掃除 |
| トイレの中が空で、別場所にある | 粗相(避けている可能性) | 砂・場所・体調の切り分け |
この記事の対象
ここでは「トイレは使ってるのに外に落ちる」ケースを中心に扱います。トイレ自体を避けている場合は、別ページの手順が早いです。
トイレが小さいと、猫が体を回せず、端でしてしまって外に出ます。
見分け方
対策はシンプルで、大きめのトイレを用意するのが最短です。
入口が高いと、入る時に手間がかかって、トイレの中での姿勢が崩れます。
| よくある状態 | 起きること | 対策 |
|---|---|---|
| 入口が高い | 入りづらい、勢いで端に出る | 入口が低いタイプへ |
| 関節がつらそう | しゃがめない、踏ん張れない | 低い入口+安定した設置 |
ポイント
シニア期は「砂や場所」より、まずトイレの入口で改善することがあります。
砂が浅いと、猫が掘っても安定しない→姿勢が崩れる→外に出やすい、が起きます。
注意
砂を増やしすぎて、掘った瞬間に外へザザーッと出ることもあります。増やすなら少しずつでOKです。
トイレが汚いと、猫は「なるべく触れたくない」になり、端っこで済ませやすくなります。
コツ
「丸洗いしすぎ」も警戒されることがあります。まずは排泄物の除去をこまめにが最短です。
原因を直しつつ、被害を減らす工夫も入れておくとラクです。
| 工夫 | 効果 |
|---|---|
| トイレの下にマット | 砂の飛び散り回収がラク |
| 壁際に寄せる | 外に飛ぶ方向を減らせる |
| 囲いのあるトイレ(合う子だけ) | 砂の飛散が減る |
囲い型の注意
フタ付き・ドーム型を嫌がる子もいます。嫌がるなら無理に使わず、まずは大きめオープンが安全です。
外に落ちた場所に匂いが残ると、そこが「次の場所」に認定されることがあります。
目的
「匂いを消す」だけでなく、そこを“トイレ候補”から外すことが狙いです。
やらない方がいいこと
姿勢が崩れている可能性があります。トイレの高さ・大きさ・入口の低さを見直し、必要なら囲い型を検討します(ただし嫌がる子もいるので慎重に)。
トイレの配置(壁際)で飛ぶ方向を制御できます。合わせて、トイレが小さい可能性も見ます。
体の変化(シニアで関節がつらい等)や、砂量・掃除頻度の変化がきっかけになることがあります。まずは入口が低いトイレを追加すると改善することがあります。