犬が足をかばう|散歩と床の見直し、受診の目安

犬が足をかばう時は「痛みの強さ」「腫れ」「触られる反応」で優先度が変わります。家庭での確認順、悪化させない過ごし方、相談の目安をまとめます。

犬が足をかばう:散歩と床の見直し

犬が足をかばう(びっこを引く)と、まず「どこを痛めた?」と焦ります。

でもここは原因当てより先に、悪化させない過ごし方を固定した方が安全です。

最初に:急いで相談した方がいいサイン

次がある場合は、家庭で様子見を引っ張らず相談を優先します。

急いで相談の目安

  • 足を全く着けない(ケンケンで歩く)
  • 触ると強く痛がる、うなる/怒る
  • 腫れや熱っぽさがある
  • 出血、爪の割れ、肉球の大きな傷
  • 元気が落ちる、食欲が落ちる
  • 繰り返す(良くなってもすぐ戻る)

当てはまらないなら、ここからは家庭でできる範囲の整え方に進みます。

結論:まずは「動かさない→確認→床と散歩を整える」

迷ったらこの順番

  1. 動きを減らす(走らせない・ジャンプさせない)
  2. 足先を確認(肉球・爪・異物)
  3. を滑らせない
  4. 散歩は短く・ゆっくりに切り替える

ここを整えるだけで、悪化する流れを止められます。

1)まず動きを減らす:痛いのに動くほど長引く

足をかばう時は、まず「動かさない」だけで悪化が止まります。

  • 走らせない、階段を減らす
  • ソファなど飛び乗り・飛び降りを止める
  • 興奮しやすい子は、部屋を静かにして落ち着かせる

原因探しで動かして確認するより、まず動きを減らす方が安全です。

2)足先チェック:肉球・爪・異物(家で見られる範囲)

犬の足は、ちょっとした異物でも急に痛がることがあります。

確認ポイント

  • 肉球に小石・トゲが刺さっていないか
  • 肉球の間が赤い、腫れている
  • 爪が割れている、根元が痛そう
  • 足を舐め続けていないか

強く嫌がるなら無理に触らず、相談へ切り替えるのが安心です。

3)床の見直し:滑りは“地味に”悪化させる

床が滑ると、足をかばっている状態でさらに踏ん張れず、痛みが長引きやすいです。

  • よく歩く動線だけでも、滑りにくい状態にする
  • 水拭き直後など、ツルツルになりやすい条件を避ける
  • 寝床の周りも滑らないようにする(立ち上がりで負担が増える)

床を整えるだけで、歩き方が少しラクになることがあります。

4)散歩の見直し:距離より「負担を増やさない」

足をかばう時の散歩は、運動不足が心配でも「回復を邪魔しない」が最優先です。

切り替え方

  • 距離は短く、歩く速度はゆっくり
  • 坂道や階段は避ける
  • 引っ張りが強いなら、まず落ち着いて歩ける工夫をする

無理して歩かせるほど、回復が遠のくことがあります。

様子見の区切り(迷いを止める)

区切りの目安

  • その日:足を着けない・痛がる・腫れるなら相談へ
  • 数日:動きを減らして、かばい方が軽くなる方向か
  • 繰り返す:良くなっても戻るなら、原因が残っている可能性が上がる

足をかばう時は、原因より先に動きを減らして床と散歩を整えるのが最短です。