犬の毛玉ができる|ブラシと頻度の考え方、悪化させないほどき方

犬の毛玉は「湿り」「擦れ」「ブラシ不足」よりも、実は“ほどき方”で悪化しがちです。家庭での見直し順、毛玉を増やさない習慣、無理しない目安をまとめます。

犬の毛玉ができる:ブラシと頻度の考え方

犬の毛玉が増えると、ブラッシングがつらくなって、犬も嫌がりやすくなります。

ただ毛玉は、「ブラシ回数を増やす」より湿りと擦れを止めた方が減りやすいです。

この記事は、家庭でできる範囲で増やさない順番を固定します。

最初に:無理しない方がいいサイン

毛玉を取ろうとして、皮膚を引っ張るほど痛みが出ます。次の状態なら無理にほどかない方が安全です。

無理しない目安

  • 触ると強く痛がる、嫌がって逃げる
  • 毛玉の下が赤い、湿っている、においがある
  • 毛玉が根元まで固い、広い範囲にある
  • 掻き壊しやすく、皮膚が弱っている

この場合は家庭で頑張りすぎず、プロに任せた方が結果的に早いことがあります。

結論:毛玉は「湿り→擦れ→ほどき方→頻度固定」で減らせる

迷ったらこの順番

  1. 湿りを止める(雨・シャンプー後の乾かし不足)
  2. 擦れを減らす(首輪・服・ハーネス・寝具)
  3. ほどき方を変える(引っ張らない)
  4. ブラシ頻度を固定(短く続ける)

毛玉は「取る」より「作らない条件」を潰す方が勝ちです。

1)湿り:乾かし不足が毛玉の燃料になる

毛は濡れると絡まりやすく、半乾きで擦れると一気に固まります。

見直しポイント

  • 雨の日や散歩後、体の内側(脇・内股・腹側)が半乾きになっていないか
  • シャンプー後は、タオルで水分をしっかり取ってから乾かす
  • 湿りやすい子は、濡れた日は「毛玉ができやすい日」として早めに整える

乾かしが整うだけで、毛玉が減る子は多いです。

2)擦れ:首・脇・内股が毛玉ポイントになりやすい

毛玉ができやすい場所は、だいたい「擦れる場所」です。

  • 首輪・ハーネスの当たるところ
  • 脇の下、内股
  • 耳の後ろ、しっぽの付け根

擦れが多い日は、毛玉ができるスピードも上がります。

3)ほどき方:引っ張るほど固くなる

毛玉は、根元から引っ張るほど痛みが出て、犬がブラシを嫌いになります。

悪化させないコツ

  • 毛玉の根元を押さえて、皮膚が引っ張られないようにする
  • 一気に取ろうとせず、少しずつほぐす
  • 嫌がるなら、そこで終えて「次に回す」

「全部やる」より「痛くしない」を優先した方が、次がラクになります。

4)頻度:長時間より、短い習慣が強い

毛玉が気になると、長時間ブラッシングしがちです。

でも嫌がりが増えると続かなくなります。

続く頻度の作り方

  • 短時間で終える(嫌になる前に切る)
  • 毛玉ができやすい場所だけ先にやる
  • 「今日はここだけ」と範囲を決める

短い成功が積み上がるほど、毛玉は作られにくくなります。

家で難しい時:プロに任せた方が早いケース

毛玉が固く広い範囲にあると、家庭でほどくほど痛みが出ます。

その場合は、犬が嫌いになる前にプロに切り替えるのが近道です。

  • トリミングサロン
  • 動物病院(皮膚が赤い、湿っている場合)

「毛玉が固い」「触ると痛がる」など、状況を先に伝えるとスムーズです。