猫の歯みがきって、最初につまずくと一気に難しくなります。
というのも、猫は「嫌だった記憶」をちゃんと覚えるから。
だからこのテーマは、根性より段階です。今日はその手順を、最短で迷わない形にまとめます。
「嫌がる」の中には、ただの抵抗じゃなく痛みが混ざっていることがあります。次が当てはまるなら、慣らしより相談を優先してください。
| 様子 | 目安 |
|---|---|
| 口を触ると強く怒る/逃げるだけでなく痛がる感じがある | 早めに相談 |
| よだれが増えた/口を前足でこする | 早めに相談 |
| 食べ方が変(片側で噛む、落とす、途中でやめる) | 相談を検討 |
| 歯ぐきが赤い・腫れているように見える | 相談を検討 |
ここが分かれ道
痛みがある状態で慣らそうとすると、歯みがき自体が「嫌な体験」になりやすいです。まず安全の確認が先です。
対策はシンプルで、刺激を弱くして、成功で終えるだけです。
歯ブラシは最後。まずは「触られても平気」を作ります。
勝ち方
猫のケアは「長くやった人が勝つ」じゃなくて、成功の回数が積み上がった人が勝つです。
撫でる流れで、ほっぺに指先を1秒だけ当てます。できたら終わり。
口を開ける必要はありません。唇をちょっとめくって歯が見えたら終わり。
ここで「見える」ようになれば、次に進めます。
歯石を落とすのが目的じゃなく、まずは「口の中に触れても平気」を作ります。
やりがち注意
ここで「せっかくだからもう少し…」が一番失敗します。成功したら切る。それが一番早いです。
いきなりゴシゴシはしません。段階を細かく切ります。
| 段階 | やること | 目安 |
|---|---|---|
| 4-1 | 歯ブラシを見せる(近づけるだけ) | 嫌がらない |
| 4-2 | 歯に一瞬当てるだけ | 1回で終了 |
| 4-3 | 前歯を1往復だけ | できたら終わり |
目標設定
最初のゴールは「完璧に磨く」じゃなくて、歯ブラシが嫌なものにならないことです。
「短く、成功で終える」を守れば、だいたい崩れません。
全部やる必要はありません。できたところで終わってOKです。
嫌がる日はやらない方がいい?
ゼロにするより、段階を戻して「1秒だけ触る」みたいに成功で終える方が、結果的に早いです。
歯ブラシが無理なら諦めるしかない?
諦める前に、歯ブラシの前段階(触れる・見る・ガーゼ)を丁寧に積むと、通る子が増えます。痛みが疑われる場合は相談が先です。