猫のよだれが増えた|まず見るポイントと受診の目安

猫のよだれが増えたときに、まず確認する順番を整理。口の痛み・吐き気・誤飲などの切り分け、危険サイン、家でできる範囲の対応、動物病院に相談する目安をまとめました。

猫のよだれが増えた:まず見るポイント

猫のよだれが増えると、びっくりします。

でも、よだれは「原因がひとつ」とは限らなくて、口の痛みでも吐き気でも起きます。

大事なのは、いきなり決めつけずに確認する順番を固定して、危ないパターンだけ先に避けることです。

最初に:急ぎのサインだけ先に確認

よだれの量より、「様子がいつもと違う」があれば優先度が上がります。次のどれかが当てはまるなら、様子見より相談を優先してください。

様子 目安
ぐったりしている/反応が鈍い 早めに動物病院へ
呼吸が苦しそう/口を開けて呼吸する 急いで相談
口を触られるのを強く嫌がる/痛がる 早めに相談
吐きそうで吐けない、何度もえづく 早めに相談
泡っぽいよだれが急に増えた/口の中を気にして前足でこする 相談を検討

ここだけ先に

よだれは「口」だけじゃなく「体調のサイン」でも出ます。元気・呼吸・痛みっぽさがあるなら、切り分けより先に相談が安全です。

よだれが増える原因は大きく3方向

ここを押さえると、見方がブレません。

  • 口の中の違和感(歯ぐき・歯・口内炎っぽい痛み、異物など)
  • 吐き気(胃のムカムカ、早食い、食べ過ぎ、毛玉など)
  • ストレス・緊張(怖い、興奮、移動が苦手など)

次のパートで、順番に見ていきます。

Step1:まず「食欲・元気・吐き気」をチェック

よだれが増えたとき、最初に見るのはここです。メモに残すと判断が早くなります。

  • 食欲:食べる/食べない/食べたがるのに途中でやめる
  • 元気:普段通り/寝てばかり/動きたがらない
  • 吐き気:えづく、口をくちゃくちゃする、落ち着かない

ポイント

「よだれ+えづき」や「よだれ+食欲低下」があるときは、口より先に吐き気の可能性が上がります。

Step2:口の中は「見える範囲だけ」確認

無理に口をこじ開けるのは逆効果なので、見える範囲でOKです。

  • 歯ぐき:赤い・腫れている・触ると嫌がる
  • 口臭:急に強くなっていないか
  • 舌や唇:傷っぽい・ただれている感じがないか
  • よだれの質:透明/泡っぽい/ねばつく

「痛がる」「強く嫌がる」があれば、家で粘らず相談の方が早いです。

Step3:誤飲・変な物を舐めた可能性を思い出す

急に泡っぽいよだれが増えたときは、「何かを舐めた」「かじった」可能性もゼロではありません。

直近で次のようなことがなかったか、思い当たる範囲で確認します。

  • 床に落ちた物を口にした
  • ひも・ビニール・小物で遊んでいた
  • 観葉植物・洗剤・スプレー類が近くにあった

ここは無理しない

口の中に異物が見えても、引っぱると危ない場合があります。無理に取ろうとせず、状況をメモして相談した方が安全です。

家でできること(安全側の最小セット)

原因が確定しない段階では、やることを絞った方が失敗しにくいです。

  1. 落ち着ける:静かな場所で休ませる
  2. 水は置く:無理に飲ませない(飲めるならOK)
  3. 写真とメモ:よだれの量、泡の有無、えづき、食欲

「食べない」「吐き気が強い」「痛がる」なら、家で引っぱらず相談に寄せた方が早いです。

相談の目安:迷ったらここで区切る

  • よだれが急に大量になった
  • えづきや吐き気っぽい動きが続く
  • 口を痛がる、触ると強く嫌がる
  • 食欲や元気が落ちている
  • 半日〜1日で落ち着かず、むしろ悪化している

早めに相談しても「行って損」になりにくいテーマなので、気になるなら遠慮なくで大丈夫です。

今日やること(迷わない3つ)

  1. 元気・食欲・えづきをメモする
  2. 口の中は見える範囲だけ確認する(無理しない)
  3. 泡っぽさや急増があれば、直近の出来事を思い出して相談に備える