ペット消臭アイテムランキング|残臭を止める種類別5選

ペットのにおいは「原因別」に選ぶと外しにくい。おしっこ臭・うんち臭・吐き戻し・体臭・布製品の残臭に合わせて、酵素・次亜塩素酸・酸素系・重曹/炭など種類別の使い分けと掃除手順を整理。

ペット消臭アイテムランキング:残臭を止める種類別

ペットのにおいは、「消臭スプレーを変える」だけだと意外と止まりません。

なぜなら、残臭が残る原因の多くは“においの元が残っている(染みている)”からです。

つまり、やることはシンプルで、①元を取る → ②分解する → ③残りを整えるの順にするだけ。

このページでは、犬猫どちらでも使いやすいように、消臭アイテムを「種類別」にランキング化して、どれをどこで使うと失敗しにくいかを整理します。

においを止める基本ルール(ここだけで結果が変わる)

  1. 拭く:まず水分と汚れを“できるだけ”取る(ここが弱いと全部負ける)
  2. 分解:尿・吐き戻し・便は「分解系」が強い(香りで隠すのは逆効果になりやすい)
  3. 仕上げ:空間・布の残り香は「仕上げ系」で整える

においの正体はだいたい3系統(まずここを当てる)

ペット臭は“ひとつの臭い”じゃなく、混ざっています。

だから原因別に「勝ち筋」が変わります。

においの系統 よくある場所 強い対処
尿(アンモニア系) トイレ周り、床、ラグ、布団、壁 拭き取り+酵素系+仕上げ
便・吐き戻し(たんぱく系) 床、カーペット、クッション、布製品 固形物除去+酵素系+洗浄
体臭・皮脂(生活臭系) 寝床、毛布、ソファ、部屋全体 洗濯+酸素系(布)+置き型(空間)

ポイント:「香り付きで上書き」は、残臭があるときほど混ざって重くなりがちです。

まずは元を取る→分解に寄せると、部屋の空気が軽くなりやすいです。

ペット消臭アイテムランキング(残臭を止める種類別5選)

順位 種類(アイテム) 得意なにおい・場所 この順位の理由
1 酵素系クリーナー(分解タイプ) 尿・吐き戻し・便/床・ラグ・布 “原因を分解する”ので、残臭の根っこに効きやすい
2 次亜塩素酸系(仕上げ・空間/表面向き) トイレ周り・ゴミ箱・空間の残り香 仕上げで空気を整えやすい(使いどころが明確)
3 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム等:布のつけ置き) 毛布・タオル・ベッド・マット 布に染みた体臭や尿の名残を“洗濯で落とす”のに強い
4 重曹+活性炭(置き型・吸着系) 玄関・リビング・ケージ周り 置くだけで空間のムッとした匂いを下げやすい
5 ゴミ箱・トイレ周りの“運用強化”(消臭袋・消臭ビーズ等) 使用済みシート/砂、排泄物ゴミ においの発生源を「ためない」運用で、再発を減らせる

最短の選び方(迷ったらここだけ)

  • 粗相・染み込みの残臭を止めたい → 1位(酵素系)
  • トイレ周り・空間のムッとした匂いを整えたい → 2位(次亜塩素酸系)
  • 寝床や毛布が“生活臭化”してる → 3位(酸素系つけ置き)
  • 部屋全体の空気を軽くしたい → 4位(重曹/炭の置き型)
  • ゴミ箱が最大の発生源 → 5位(運用を変える)

1位:酵素系クリーナー(分解タイプ)

残臭の正体は、だいたい「染み」です。

尿や吐き戻しは表面を拭いても、繊維や目地に入り込みやすく、乾いた後にまた匂ってきます。

酵素系はこの“染みの原因”を分解する方向なので、香りでごまかすより止まりやすいです。

使いどころ(効きやすい)

  • 床の目地、フローリングの隙間、クッション、ラグ、カーペット
  • トイレ周りの飛び散り、ケージ内のこぼれ

コツ:拭いて終わりにせず、「浸透→少し置く→拭く→乾かす」の順にすると、戻り臭が減りやすいです。

2位:次亜塩素酸系(仕上げ・空間/表面向き)

次亜塩素酸系は「原因を分解しきった後」に効きます。

トイレ周り、ゴミ箱、部屋の空気に残った匂いなど、仕上げの整えが得意です。

  • 向く場所:トイレ本体の外側、床の表面、ゴミ箱のフタ周り、空間の残り香
  • 向かない使い方:染み込んだ尿を「これだけで」止めようとする(根っこが残る)

安全面での基本(ここは固定)

  • 酸性の洗剤と混ぜない(同時に使わない、同じ容器で混ぜない)
  • 原液の濃さに寄せすぎない(強くしようとしても“効き方”が変わりにくい)
  • ペットが舐める場所は乾かす(濡れたままにしない)

3位:酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム等:布のつけ置き)

寝床・毛布・マットは、使っているうちに「生活臭」が染みます。

ここはスプレーで戦うより、洗濯で勝つ方が早いです。

効きやすい対象

  • 毛布、タオル、ベッドカバー、マット、布製のクッション
  • 体臭・皮脂っぽい匂い、うっすら残った尿の名残
  • コツ:「つけ置き→しっかりすすぎ→よく乾かす」で、戻り臭が減りやすい
  • 注意:色柄・素材によって相性があるので、目立たない所で試すと安心

4位:重曹+活性炭(置き型・吸着系)

部屋全体の空気が“なんか匂う”ときは、置き型が効きやすいです。

スプレーで毎回リセットするより、じわっと下げ続ける方がストレスが減ります。

  • 向く場所:玄関、リビング、ケージ周り、トイレ周りの近く
  • 向かない:粗相の染み(ここは1位の分解が先)

コツ:置き型は「1個で全部」より、発生源の近くに分散が効きやすいです。

5位:ゴミ箱・トイレ周りの“運用強化”(消臭袋・密閉など)

部屋のにおいの最大原因が、実は使用済みの排泄物ゴミだった…はよくあります。

ここが弱いと、どんな消臭剤を使っても、ずっと空気が重いままになりやすいです。

最小で効く運用(やることが少ない順)

  1. 密閉:フタ付き+袋をしっかり閉じる
  2. 消臭袋:最初から“匂いが漏れにくい袋”に寄せる
  3. 回収頻度:夏場は溜めない(ここで差が出る)

粗相(おしっこ)を止める掃除手順(これで戻り臭が減る)

床や布の粗相は、順番を間違えると臭いが残ります。

ここは「丁寧」より順番です。

戻り臭を減らす順番

  1. 吸い取る:ペーパーやタオルで押さえて水分を取る(擦らない)
  2. 軽く水拭き:表面の汚れを落とす(広げない)
  3. 酵素系:染みに届く量で使う → 少し置く → しっかり拭く
  4. 乾かす:湿っていると匂いが戻りやすい(乾燥が仕上げ)
  5. 仕上げ:必要なら次亜塩素酸系で空間・表面を整える

よく起きる失敗(ここだけ潰せばラクになる)

  • 消臭しても、翌日にまた匂う

    染みの分解が弱いことが多いです。スプレーを変えるより、酵素系で「浸透→置く→拭く→乾かす」に寄せる方が止まりやすいです。

  • においが混ざって重くなる

    香りで上書きしているケースが多いです。まずは無香タイプで「元を取る→分解」に寄せると空気が軽くなりやすいです。

  • トイレ周りだけ、ずっと臭う

    本体の外側、床の継ぎ目、ゴミ箱が発生源になりやすいです。トイレ本体だけ洗っても、周辺の“溜まり”が残ると戻りやすいです。


ペットの消臭は、「強いものを買う」より原因別に当てる方が止まります。

迷ったら、まずは酵素系(分解)を主軸にして、空間・仕上げを次亜塩素酸系で整える運用が一番ラクです。