猫の毛玉ができる原因と対策|ブラシの順番と頻度の決め方

猫の毛玉(毛のもつれ)ができたときに、まずやるべき「ほどき方の基本」と、毛質に合わせたブラシの順番・頻度、毛玉を増やさない環境づくりをまとめます。

猫の毛玉ができる:ブラシと頻度の考え方

猫の毛玉(毛のもつれ)、気づいた時にはけっこう育ってることがあります。

触ると固い、引っ張ると嫌がる、放っておくと広がる…で、地味に厄介。

ここでは、毛玉を見つけたときにまず安全にほどくための基本と、毛玉を増やさないためのブラシの順番頻度の決め方をまとめます。

まず結論(失敗しない考え方)

  • 毛玉は「引っ張らない」が大原則。引っ張ると痛い→ブラシ嫌いが固定されます。
  • ほどくときは毛先から少しずつ。根元から攻めるのは事故りやすいです。
  • 毛玉が硬い・皮膚に近い・範囲が広いなら、無理に家で勝とうとしない。
  • 予防は短時間×回数で勝てます(1回で全部やらない)。

毛玉ができる「よくある原因」

毛玉は「サボったから」だけじゃなく、毛質と生活環境で起きやすさが変わります。

原因 起きやすい場所 理由
換毛期で抜け毛が増えた 背中・脇・お腹 抜け毛が絡みやすくなる
長毛・細毛で絡みやすい 脇・内もも・首まわり 動きで擦れてもつれやすい
湿気・皮脂・汚れ お尻まわり・胸・首 毛が束になりやすい
ブラッシングの順番が合ってない 毛先・表面だけ 表面は整っても内側が残って毛玉化

よくある落とし穴

「表面はサラサラなのに毛玉がある」ことがあります。毛玉は内側で育つことがあるので、軽く手でなでて引っかかりを探すと早めに見つかります。

まず安全にほどく:やっていいこと/ダメなこと

毛玉を見つけたら、まず方針だけ決めます。無理すると逆に悪化します。

ダメなこと(嫌われるやつ)

  • 根元から力で引っ張る
  • 大きい毛玉を一気にほどこうとする
  • 猫が嫌がっているのに続ける

やっていいこと

  • 毛先から少しずつほぐす
  • 猫が落ち着いている時に、数十秒で撤退する
  • 難しければ「今日は触るだけ」で終える

ほどき方の基本:毛先→少しずつ→撤退

家でやるなら、最短で安全なやり方はこれです。

手順 やること コツ
Step1 毛玉の場所を確認(皮膚に近いかチェック) 皮膚に近いほど無理しない
Step2 毛玉の毛先側から軽くほどく 一気にじゃなく、少しずつ
Step3 少しほぐれたら、コームで毛先だけ通す 根元に入れない
Step4 猫が嫌がる前に撤退 次回に回す方が早い

撤退の合図

  • 体が固まる、耳が後ろに倒れる
  • しっぽを強く振る、呼吸が速い
  • 噛む・逃げる気配が濃い

ここで続けると「ブラシ=痛い」が固定されます。毛玉は一回で倒すより、数回で削った方が勝てます。

切るのはアリ?(でも自己判断でやると危ない)

毛玉が硬すぎると「切りたい」気持ちになりますが、猫の皮膚は薄く、毛玉の近くに皮膚が巻き込まれていることがあります。

なので、家で切るのは基本おすすめしません。

どうしても無理なら

無理に家で勝とうとせず、病院やトリミングに頼む方が安全です。猫の経験としても「家で怖い思い」を増やさない方が良いです。

予防の基本:ブラシの「順番」と「頻度」

毛玉予防は、回数より「やり方の順番」で変わります。

毛質 おすすめ順番 頻度の目安
短毛 ラバー系(優しく)→必要ならコームで軽く 週に数回〜換毛期は短時間を増やす
長毛 まず毛先をコームでほどく→次に表面を整える できれば毎日「短時間」/無理なら回数を分ける
絡みやすい(脇・内もも) その部位だけ別枠で、毛先から少しずつ 毎日数十秒でも積む

頻度の決め方(簡単)

「ブラシを通した時に引っかかるなら、頻度が足りない」ただそれだけです。引っかからない状態を維持できる回数が、その子の正解。

嫌がる猫のための「最短ブラッシング」

毛玉ができやすい子ほど、ブラシが苦手なこともあります。ここは割り切りが効きます。

  • 1回で全部やらない。1日10秒でもOK
  • 背中だけ、首だけ、脇だけ…部位を分ける
  • ブラシを出す日と、触るだけの日を混ぜる

成功の定義

「今日どれだけ取れたか」ではなく、嫌がらずに終われたかが成功です。結果は後からついてきます。

よくある質問

毛玉ができやすい場所はどこ?

脇、内もも、首まわり、胸、お尻まわりが多いです。擦れやすい場所ほど育ちます。

毛玉を触ると怒る

痛い可能性があります。無理に触らず、まずは落ち着けるタイミングで短時間、難しければプロに頼む方が安全です。

換毛期だけ毛玉が増える

よくあるパターンです。換毛期はブラシ時間を増やすより、回数を増やす方が続きます(短時間×回数)。

関連ページ(次に詰まりやすいポイント)

トップへ戻る