猫の毛玉(毛のもつれ)、気づいた時にはけっこう育ってることがあります。
触ると固い、引っ張ると嫌がる、放っておくと広がる…で、地味に厄介。
ここでは、毛玉を見つけたときにまず安全にほどくための基本と、毛玉を増やさないためのブラシの順番と頻度の決め方をまとめます。
まず結論(失敗しない考え方)
毛玉は「サボったから」だけじゃなく、毛質と生活環境で起きやすさが変わります。
| 原因 | 起きやすい場所 | 理由 |
|---|---|---|
| 換毛期で抜け毛が増えた | 背中・脇・お腹 | 抜け毛が絡みやすくなる |
| 長毛・細毛で絡みやすい | 脇・内もも・首まわり | 動きで擦れてもつれやすい |
| 湿気・皮脂・汚れ | お尻まわり・胸・首 | 毛が束になりやすい |
| ブラッシングの順番が合ってない | 毛先・表面だけ | 表面は整っても内側が残って毛玉化 |
よくある落とし穴
「表面はサラサラなのに毛玉がある」ことがあります。毛玉は内側で育つことがあるので、軽く手でなでて引っかかりを探すと早めに見つかります。
毛玉を見つけたら、まず方針だけ決めます。無理すると逆に悪化します。
ダメなこと(嫌われるやつ)
やっていいこと
家でやるなら、最短で安全なやり方はこれです。
| 手順 | やること | コツ |
|---|---|---|
| Step1 | 毛玉の場所を確認(皮膚に近いかチェック) | 皮膚に近いほど無理しない |
| Step2 | 毛玉の毛先側から軽くほどく | 一気にじゃなく、少しずつ |
| Step3 | 少しほぐれたら、コームで毛先だけ通す | 根元に入れない |
| Step4 | 猫が嫌がる前に撤退 | 次回に回す方が早い |
撤退の合図
ここで続けると「ブラシ=痛い」が固定されます。毛玉は一回で倒すより、数回で削った方が勝てます。
毛玉が硬すぎると「切りたい」気持ちになりますが、猫の皮膚は薄く、毛玉の近くに皮膚が巻き込まれていることがあります。
なので、家で切るのは基本おすすめしません。
どうしても無理なら
無理に家で勝とうとせず、病院やトリミングに頼む方が安全です。猫の経験としても「家で怖い思い」を増やさない方が良いです。
毛玉予防は、回数より「やり方の順番」で変わります。
| 毛質 | おすすめ順番 | 頻度の目安 |
|---|---|---|
| 短毛 | ラバー系(優しく)→必要ならコームで軽く | 週に数回〜換毛期は短時間を増やす |
| 長毛 | まず毛先をコームでほどく→次に表面を整える | できれば毎日「短時間」/無理なら回数を分ける |
| 絡みやすい(脇・内もも) | その部位だけ別枠で、毛先から少しずつ | 毎日数十秒でも積む |
頻度の決め方(簡単)
「ブラシを通した時に引っかかるなら、頻度が足りない」ただそれだけです。引っかからない状態を維持できる回数が、その子の正解。
毛玉ができやすい子ほど、ブラシが苦手なこともあります。ここは割り切りが効きます。
成功の定義
「今日どれだけ取れたか」ではなく、嫌がらずに終われたかが成功です。結果は後からついてきます。
脇、内もも、首まわり、胸、お尻まわりが多いです。擦れやすい場所ほど育ちます。
痛い可能性があります。無理に触らず、まずは落ち着けるタイミングで短時間、難しければプロに頼む方が安全です。
よくあるパターンです。換毛期はブラシ時間を増やすより、回数を増やす方が続きます(短時間×回数)。