猫が「ケホッ、ケホッ」みたいに咳っぽいと、びっくりしますよね。
ただ、猫の“咳っぽさ”は、本当の咳だけじゃなく、毛玉を出したい動き(えづき)や、ホコリ・香りの刺激でも起きます。
ここでは、慌てずに見分けるための確認ポイントと、受診の目安、家でできる環境の見直しをまとめます。
まず結論(ここだけ先に)
咳っぽい原因が何であれ、次のような状態があるときは優先度が上がります。迷ったら早めに相談してください。
| 状態 | 目安 |
|---|---|
| 口を開けて呼吸している/呼吸が荒い(胸やお腹が大きく動く) | 急いで受診 |
| 舌や歯ぐきが紫っぽい/いつもより明らかに白い | 急いで受診 |
| 横になっても落ち着かない、姿勢を変えて苦しそう | 急いで受診 |
| ぐったり・食べない・水も飲まない/嘔吐が続く | 早めに受診 |
| 咳っぽい動きが何日も続く/回数が増える | 早めに受診 |
ポイント
猫はしんどさを隠しがちです。「息が苦しそう」系は待たない、これだけは先に固定してOKです。
ここが一番混乱しやすいところ。ざっくりですが、次を見てください。
| 見え方 | 咳のことが多い | 毛玉(えづき)のことが多い |
|---|---|---|
| 音 | 「ケホッ」「コンコン」っぽい/短く連続 | 「オエッ」「えづく」感じが強い |
| 体の動き | 首を伸ばす・胸が震える/途中で止まる | 腹圧がかかる・吐く姿勢が長い |
| 終わった後 | 何事もなく戻ることもある(ただし頻回は注意) | 毛玉や泡、胃液が出ることがある |
一番おすすめな確認
動画を撮ること。病院でも状況が伝わりやすく、見分けが一気に進みます。
メモの取り方(短くてOK)
「いつ・何回・何をしていた時・何秒くらい・終わった後の様子」だけ書けば十分です。
咳っぽさは、病気以外に刺激(ホコリ・香り・乾燥)でも起きます。家でできる範囲で、まずここを下げます。
注意
人間用の咳止めや風邪薬は、自己判断で使わないでください。猫には危険になることがあります。
ここは断言が難しいので、目安を3段階で切ります。
| 段階 | 状態 | 動き |
|---|---|---|
| 急いで受診 | 呼吸が苦しそう/口呼吸/色が悪い/ぐったり | 迷わず相談・受診(夜間も含めて検討) |
| 早めに相談 | 咳っぽさが毎日出る/回数が増える/食欲が落ちる | 動画とメモを持って受診 |
| 短期の様子見 | 元気・食欲は普段通り/たまに数回で終わる | 刺激を下げつつ、数日〜1週間の範囲で変化を観察 |
コツ
「様子見」は放置じゃなくて、刺激を下げる+記録するのセットです。ここまでやると判断がラクになります。
あります。特に換毛期は“えづき”が増えます。ただ、頻回なら別の要因もあり得るので、動画があると見分けが進みます。
急いで食べた、のどに引っかかった、吐き戻し前の動き…など色々あります。食べ方(早食い)や器の高さも関係することがあるので、タイミングをメモしておくと相談しやすいです。
①動画、②回数・時間・タイミングのメモ、③最近変えたもの(砂・香り・掃除用品など)の情報。これだけで十分です。