おやつのルール|増えすぎない基準(犬・猫

おやつは「種類」より「量と使い方」を決めると失敗が減る。太る・食べムラ・おやつ依存を避けるための基準、犬と猫での違い、トレーニング時の管理のコツを整理。

おやつのルール:増えすぎない基準

おやつの失敗は、「良いおやつを選べば解決」ではなく、増え方が管理できていないことが原因になりやすいです。

太った、フードを食べなくなった、要求が強くなった…は、だいたい同じ構造で起きます。

ここでは、おやつをゼロにするのではなく、増えすぎない基準を決めて、暮らしを崩さない形にします。

結論:おやつは「枠」を決めるとラク

  • 基本:おやつの量は「1日の食事の一部」として扱う
  • 増やし方:毎日ではなく、使う場面を固定する
  • 迷ったら:「小さく、少なく、回数より質」

おやつで崩れるパターンはだいたい3つ

  • 総量オーバー:フード+おやつで食べすぎになっている
  • 依存:おやつがないとフードを食べない
  • 要求が強くなる:欲しがる→あげる、が固定化している

ポイント:「欲しがるからあげる」が続くと、要求は弱くなりにくいです。

おやつは“場面”で渡す方が、犬猫も落ち着きやすいです。

まず決める:おやつの「枠」3つ

おやつ管理は、計算より、枠を決める方が続きます。

決めること 崩れにくい理由
量の枠 1日に使っていい“上限” 増え続けるのを止められる
場面の枠 いつ渡すか(例:散歩後、爪切り後) 要求が暴走しにくい
種類の枠 常備する種類を絞る 買い足しで増えにくい

量の基準:まずは「少なめ」からが安全

おやつ量は、細かい計算より、まずは少なめに固定して、体型で調整する方がラクです。

増えすぎない基本ルール

  • おやつは「追加」ではなく食事の一部
  • おやつが増えた日は、フードを少し減らす(総量を合わせる)
  • 太り気味なら、まずおやつから減らす方が早い

現実的なやり方:1日の“おやつ分”を最初に小袋や容器に分けておくと、増えにくいです。

場面の決め方:欲しがるからあげない

おやつが増える家庭は、「欲しがったらあげる」が多いです。

これを「行動の後に渡す」へ寄せるだけで、要求の暴走が止まりやすいです。

おすすめの場面 理由
散歩・遊びのあと 切り替えの合図になりやすい
ケアのあと(歯みがき、爪切り) 嫌なことの後に“終わり”が作れる
留守番の前後 安心のルーティンを作りやすい

犬の場合:トレーニングで増えがちな時のコツ

犬はトレーニングや散歩で、おやつが増えやすいです。

  • 小さくする:同じ量でも“回数”が作れて満足しやすい
  • フードを混ぜる:おやつだけにしない(総量が増えにくい)
  • 毎回出さない:褒める・撫でる・遊ぶも報酬に混ぜる

犬で崩れにくい運用

  • おやつは“粒を小さく”
  • 1日の枠を先に分ける
  • 足したらフードを少し引く

猫の場合:おやつ依存と食べムラを作らない

猫は「おやつがないと主食を食べない」になりやすい子がいます。

  • おやつを主食の代わりにしない:おやつは“補助”の位置に固定
  • 時間を決める:いつでも貰える状態にしない
  • 少量で終える:与えすぎると主食が入らなくなる

猫は「主食のリズム」を守る方がうまくいく

おやつを増やすほど、主食が崩れる子は多いです。まずは“時間固定”が効きやすいです。

よくある悩み(原因がほぼ固定)

  • 太った

    おやつが“追加”になっていることが多いです。おやつを減らして、必要ならフードで調整する方が安定します。

  • フードを食べない

    おやつの嗜好性に寄りすぎていることがあります。おやつを固定し、主食の時間を守る方が戻りやすいです。

  • 要求が強い

    欲しがる→あげる、が固定化していることがあります。「行動の後に渡す」に寄せると落ち着きやすいです。


おやつは悪者ではありません。

ただ、枠がないと増え続けます。量・場面・種類の3つを固定すると、犬猫も人もラクになります。